こんにちは。
山ちゃんです。
先日、上司から言葉の使い方を指摘されました。
自分としては気を付けているはずなのに、
自分が思っているのとは違う伝わり方になっているということでした。
ショックでした。
自分にその思いが無くても人を傷つける原因になっていたなんて。。
そこでそんな状況を改善しようと、手に取った本がとてもよかったので今日は紹介したいと思います。

著者は産業カウンセラーで、コミュニケーションについて多くの本も書かれている 大野萌子氏。とても説得力があります。
それぞれのシーンで見開きで、
よけいなひと言の例と、それに対する好かれるひと言が紹介されています。
シーンには、「挨拶・社交辞令」「お願いごと・頼みごと」「返事」「注意・叱り方」「聞き方」「謝罪の仕方」など15章に分かれています。
シーンごとに漫画もあって、言葉遣いを意識することが本当に大事なんだなと気付かせてくくれます。
そして、役職が上の方でも、新人の方でも利用できそうな本です。
一貫して書かれていることは、
相手を思いやること。
自分でできることや分かることが、相手も当然できたり分かったりするわけではないという
前提を持つことでした。
前に、野寄聖統社長も言っていたことに通じると感じました。
野寄社長が人間ドッグを受けたときのことを、聞きました。
そのときに対応された看護師さんの言葉が分かりにくくて、すごく気になったということ。
野寄社長はその体験を通じて、自身も自分が当たり前のことを、
目の前の人にも当たり前だと思って伝えていないだろうか、ということを
振り返ったそうです。
人脈が広く、そこからいろいろなお仕事につながっている野寄社長を見ていて、
コミュニケーションで課題があるとは、私にはとても思えませんでしたが、
そんな野寄社長でも振り返りをしている点は、私もしなければと思いました。
この本の「おわりに」のところでも、こういった本を書かれている大野氏でも、
今でもことば遣いに気を付けていると書かれていました。
やはりことば遣いやコミュニケーションには完璧はなく、
磨き続けるものなのだと、野寄社長と大野氏から学びました。
これからは、ことばには気を付けて、いい人間関係をつくり、
いい仕事をしていきます。
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